ほんとうにスゴイ論文は日本語で書いても外国で読まれる

ヴォイニッチの科学書では、磁気ディスクの垂直磁気記録方式のことを話していたのですが、この技術は日本で30年くらい前に発明されて、2004年に製品化されるまで日本が独走していて、アメリカがまったく追いついてこれなかったということがあったのだそうです。その原因のひとつとしてアメリカの議会でIEEEの会長さんだかが証言したところでは、日本で発明された垂直磁気記録方式の論文のほとんどすべてが日本語で書かれており、最近の日本人は英語で論文を書くものだと思ってすっかり油断していたアメリカの研究者達が、日本の研究の進展をまったくフォローすることができなかったということがあるのだというのです。

戦略的にガラパゴスしたほうがいいのかもしれないですなあ.